バルセロナ世界遺産巡り。あなどってはいけない!贅と実用性を極めたグエル邸は必見
おはようございます。またヨーロッパ世界遺産巡りの旅行記書いていきますので、お付き合いください。
バルセロナ二日目。ガウディの世界観にすっかりハマり、ガウディ世界遺産建築巡り。
グエル邸、カサミラ、カサバトリョを訪れました。
グエル邸はサグラダファミリアやカサパトリョに比べて認知度は低いようですがこの建物こそガウディの建築家としての才能を表しているように私は感じました。
贅を極めただけではなく家全体が機能性と実用性にデザイン性を兼ね備え、暮らしやすさを追求したつくりのグエル邸は必見です。
バルセロナ、世界遺産が多いのでどこ行こうか迷うと思うのですが、是非グエル邸
訪れてみてください!
グエル邸とは?
ガウディの親友であり、最大のパトロンのグエル氏のお家です。
グエル氏から依頼を受けて、ガウディが設計を手掛けた豪華な邸宅でガウディ初期の代表作といわれています。
企業家、地主、政治家でもあったグエル氏はこの邸宅を建築にはお金に糸目をつけず贅を尽くして造りました。この邸宅にモデル二スモ建築の最高峰を目指したと考えられているそうです。
また、建築後修理を一切必要とせず、ガウディ自身の才能が発揮されている作品で、当初は別邸として建設しましたが、でき栄えに大満足したグエル氏はこちらを本館として使用したそうです。
バルセロナの繁華街ランブランス通りから、ちょっと入った道沿いにあるので、見逃さないように!
外観は、こんな感じです。
なんとも重厚感ありますが、サグラダファミリアをみたあとだったので、少しジミに感じました。当時は珍しい、鉄格子の扉。
これは、外からは全く中の様子は伺えませんが、 中からは、来客全て確認できるんですって。
すぐ横にチケット売り場があるので、12€でチケットを購入し、中で荷物チェックをうけてから見学します。
家に入ってすぐの床はレンガと思いきや木を組合せたレンガ模様で、おしゃれ感と足元の柔らかさ、靴音が響かない消音を考慮した造りになってます。
内部はガウディならではの奇抜なスタイルはもちろんですが、実用性におけるクオリティの高さには驚かされます。
大理石でできた赤い階段。
えっとー、これほんまに人の家? 笑
てくらいに豪華で煌びやか。
気分は貴族ですよ。
こちら地下にある馬車用の厩舎。
この21本の柱が、この家を支えています。
このつくり、ガウディらしい。
グエルさんが飼っていた馬を繋ぐ金具。
食堂
水玉模様のステンドグラスには、グエル邸の紋章 Gが入っています。この色彩感覚。
なんか可愛い! 繊細なつくりのステンドグラスから溢れる光がまた素敵。
そして、最大の見どころの中央サロン
ここは絶対見逃せません!コンサートが行われた時の観客席で、絵画コレクションや金箔が貼られた壁などはまさに上流階級の社交場です。
吹き抜けのドーム天井から注がれる自然光は穏やかな空間を造りだし、上部にはパイプオルガンのパイプが見えます。特別な行事に楽団を呼んで生演奏が披露されたり、上部にあるパイプオルガンの演奏もされていました。グエルさんの娘さんは音楽家だったそうです。アメリカの大統領も来たとか。
手すりを兼ねた椅子。
天井まで、木の温もりがある暖かみある創り。
大富豪、グエルさんが、お金にいとめをつけず、贅を極めた創りのグエル邸。
地味な外観からは想像もつかない煌びやかな内部は、当時のブルジョワらしい生活ぶりが、想像できました。
親友でもあり、ガウディの最大のパトロンであった、グエルさんと、何度も話し合い4年の歳月をかけて、作られたグエル邸、ガウディとグエル氏の交流にも思いをはせる素敵な時間でした。
しかし、バルセロナって、繁華街をブラブラしてるだけで、世界遺産に遭遇するってなんて素敵な街。。。
入場料は、日本語オーディオガイド含め12€
バルセロナにしては入場料が、お手頃 笑
定休日は、月曜日で、毎週日曜日は無料開放してますが、予約はできません。
普通の日も予約は、絶対なくて大丈夫です!
アクセス
地下鉄L3 リセウ駅から徒歩5分
ランブランス通りから少し入った路地にあります。このあたり旧市街であまり治安はよくないようなので、夜はウロウロしないほうがいいですね。
バルセロナに行かれる際は是非★
読んで頂きありがとうございます!今日も素敵な一日をお過ごしください!